主、織田作に会い損ねる

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数日振りである。

”水都大阪”なる美術的な大イベントが開催されている。
もちろん、名前から分かる通り、粉もんの国大阪で。
私の主は、このイベントへ友人の眸さんと出かけたようである。

イベントは、さておき、大阪と言えば、前回の話に出した、織田作だ。
主は、長年の夢を叶えるべく、織田作ゆかりの店「自由軒」へ初の
来訪を試みたが、その人気ぶりゆえに、中に入ることが叶わなかったようだ。
今に伝わる「織田作好み」のこのカレー、かの有名な「夫婦善哉」にも登場する。


店内に織田作の写真があると知り、それを一見するのを楽しみにしていたようだが、阿呆な主は、日曜の昼時の混雑を想定しておらず、表でメニューを眺め、諦めた模様である。
大都市、日曜の昼、混まない条件が全く見当たらないのに、
なぜ、そんな分かりやすいことが想定できないのであろうか!

 

主人の阿呆さを、改めて知ったところで、主人がうるさく語って聞かせるので、水都大阪なる素敵そうなイベントの一部にも触れるとしよう。

数ある企画の中で、主は、豊田市美術館の企画展にも登場しているヤノベケンジ氏の作品達との再会を目当てにしていたようだ。

4年ぶりにジャイアントなトらやんに会い、

その口から炎や水を自在に噴出す、一見して、全くラッキーさを感じさせない龍、ラッキードラゴンに慄き、

普通サイズやミニチュアサイズの、トらやんにも山ほどあったらしい。
主にとっては、かのネズミーランドより、ずっとファンタジーでワンダーな夢の国であったようだ。

しかも、ヤノベケンジ氏の父上様に邂逅したという!

傍にいた見知らぬカップルと共に、父上に連れられ、
会場周辺を彷徨、そして待ち受けていたのは闇取引・・・
珍事。
平凡の国の民である主人は、めったに珍事になんかに遭うことは無い。
この珍事は、意外にも父上の申し出によってスタートしたらしい。
父上は、(闇取引だから)「人がいちゃダメ」と言いながら、その舌が渇く間もなく、手持ちのコロコロバッグから、秘蔵の品(なにわのトらやん)を出し、得意の術(腹話)をその場で披露。
その場にいる大半の人の視線を集めるという驚きの行動を取り、闇取引の場を自ら失うという、大人なのに後先を一寸も考ず、パッションの赴くまま動く、稀に見る素敵な方であったようだ。
アーティストの父上に邂逅するだけでも珍事なのに、父上の笑いとスリル満点の闇取引に乗じるしかなかったその状況は、ネズミーランドのアトラクションに乗るより、5倍は面白い体験だったろうと主は語っていた。

阿呆の主人の口は、まさに阿呆の口のとなり、驚きと笑いで、開いたままついに東海地区へ戻るまでふさがることがなかったという。





 



 

主、猫いらずとカレーについて考える

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少々、の久しぶりである。
少々、ゆるい気分なので、今日は主人の阿呆さはほっておこうと思う。
とはいえ、私の日常は、ほぼ主人しかないので、それでも主人の話をさせていただく。

前回、私の阿呆の主が、坂口&じゃなくて、安吾という作家が好きだという話をさせていただいた。

!! 安吾が一字違いだったなんて。打ち間違えて初めて発見した!
大きな独り言は、おいておいて。

今回は、猫いらずとだめ男の登場率が圧倒的に高い(ワタクシ調べ)というか、
「猫いらず」とか、他の話で見たことないのだが、そんなまたしても、
阿呆な主が好きな作家について少々話をさせていただきたい。

その作家の名は、織田作之助という。「オダサク」の愛称で、昔っから親しまれていたようだ。
昔というのは、昭和の初めの頃である。かの、坂口安吾氏とともに無頼派の一人に数えられる人だ。
織田作氏の作品には、圧倒的にだめ~な感じの男性が多数出てくる上に、
全体的に地味で暗い雰囲気のものが多いイメージなのだが(ワタクシ感覚)、
織田作氏は、大阪出身で登場人物も大阪の人が多いため、自然と話は関西弁で繰り広げられる。
地味で辛気臭い雰囲気が漂っていても、関西弁でその雰囲気がプラスの雰囲気に変えられていると
主人は感じているようで、気に入っているようだ。

「まぁ、何て言うか、仕様がないんだけど愛すべき人々な感じなんだよね~。
仕様がないからこそ愛すべき感が出るって言うかぁ」(脚色有り)

と、軽い感じで主人が話しているのを、聞いたことがある気がする。
相変わらず、阿呆な感じの話し方だ。自分の仕様の無さなど毛頭頭になさそうだ。
おぉ!「もうとうあたまにないって」漢字で書くと、毛のある人と禿の人が並んでいるように
感じられる字面になるんだ!
あぁ、阿呆な考えが帽内を巡っている。主人の阿呆が流れ出て、付着したか。
そんなこんなので、織田作氏に絡み、猫いらずとカレーについて主人が何を考えていたかについては、
世間の人には、どうでも良いことだと思うので、もうやめておこうと思う。
織田作とカレーについては、何も触れなかったが今回はそれでよしとしよう。

今日は、2つも新しい発見をした。

 

主、順調に淪落す

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久しぶりである。

私の御都合主義で阿呆な主人は、
順調に阿呆の道をひた走っている。

主人は、学生時代に、かの有名な「堕落論」を執筆した坂口安吾氏に感銘を受けて以来、
好きな作家の一人として、折に触れ名を口にする。

主は、安吾氏の有名どころ「堕落論」、そして、その他のエッセイを読み、感銘を受けたようだ。
その感銘は、すぐさま友人に伝えられた。
学生時代の友人関係というのは、その暇さゆえに密であり、
人の勝手な感銘気分を熱心に伝えられた友人の眸さんは、
学生ゆえの暇にまかせ、そのすぐ後に同じ本を読み、同じく感銘をうけ、いやしくも卒論に坂口安吾を選んでしまう。後に苦闘、悶絶することも知らずにだ。
若者は、つい、熱く激しい安吾論に心と脳が活性化させられた気分になるが、それが、気軽できるのは、
エッセイにおいてであり、特にエッセイから入った人間には、安吾の小説は、奇怪、難解以外の何者でもなく、
悲しいことに全く歯が立たないのである。(もちろん誰においてでもという話ではない。)

安吾となれば、もちろん小説も取り扱わないわけにはいかない卒論で取り上げた日には、
「卒論の進み具合どう?」何ていう友人同士の会話ですら、
思わず涙目になってしまうほど追い詰められるのである。

話が逸れたが、私の主は、幸い近代文学専攻でなかったため、安吾による涙目の刑に陥ることもなく、
今も安吾氏を敬愛している。

そんな主は、最近できた、名古屋市内最大規模と言われる書店に足を運び、「安吾マガジン」なる本というか雑誌を手に入れた。

安吾写真





















安吾についての対談やら何やらが載っており、若者にもとっつきやすい感じでまとめられた本である。
そこには、安吾の有名どころと言えるものなど、8作品が収められており、主は、「風博士」という作品にひきつけられていた。

作中の「諸君、彼は禿頭である。然り、彼は禿頭である。」という部分だ。
いかにも、阿呆が食いつきそうなところだ。
ちなみに、禿頭は、とくとうと読む。

主)そうか、禿げ頭のことは、「とくとう」とも言うんだ!

と、目をキラキラさせ、無駄な学習をした主。
またひとつ阿呆になったようだ。
私は、主が「いつか、特等に選ばれたり、特等席に座る禿頭の人に会ったら、『すごい、トクトウですね!』と
笑顔で言ってみたい」という新しい夢を抱いた瞬間を見逃さなかった。
ついでに主は、「その特等を祝って、小フーガト短調、否、小フーガハゲ短調(作:ブリーフ&トランクス)をその人と一緒に歌いたい」という非常にハードルの高い夢も抱いていた。

安吾は、「堕落論」のなかで「人間は生き、人間は堕ちる。そのこと以外の中に人間を救う便利な近道はない」
と言っている。
果たして主は、順調に淪落をしているようであるが、
こんなに阿呆で救われるのであろうか。





主人について

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我輩は、猫である。
否、我輩は、主婦である。
否否、我輩は帽子である。
否否否、私は、自分のことを我輩なんて呼ばない。

私は、帽子ということになっています。

ブログは、初めて。
なので、少々のテンパリはご愛嬌とういことで許してほしい。
口調や雰囲気が定まらなかったとしてもそれは、愛嬌の一部だ。
帽子にも愛嬌くらいあるのです。


私は、5年ほど前に主人に購入されて以来、ある時は、頭の上から、
大半は、棚や押入れの中から私の主を静観してきた。

大半の人は、興味がないだろうが、少々、説明をさせてほしい。
まずは、私の主の話。
私の主は、盛夏の頃の生まれで、その季節を愛している。
年がら年中、誕生日前後10日ほどの、7月20日~8月10日ごろで
あれば良いと考え、心から願い、それを恥ずかしげもなく、口にする非常に恥ずかしい人間だ。

そんな主人は、あまり私を被らないが、かわいいと思ってくれている。
しかし、私はフェルト帽。どう考えても夏帽子では、ない。
また、主は、花見には絶対2回は行きたい(7、8分咲きの頃と満開の頃と)たちだし、
秋には、ススキと萩を早起きして探しに行くほど月見を好んでいる。
また、冬は苦手といいながらも、密かにクリスマスに心を浮きだたせているのを私は、知っている。
端的にいうと、御都合主義な人なのである。

主が御都合主義だからといって私に不都合が被ってくることはないのだが、
帽子ながらに少々呆れている次第である。
主ではあるが、私は、主の頭上にある存在。
上から目線でその仕様のないっぷりをこれから、つづっていく次第である。

こんなものを、世に出して良いのかという懐疑心はぬぐいされないが、
時代は進んでいるので、甘んじて乗じてみようと思う。

よろしくお願いする次第である。










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帽子1

千ぃ帽

赤白帽、パナマ帽、かんかん帽、麦わら帽などと同じ仲間。
年中、7月下旬から8月上旬の
気候で、盆踊りとか毎日やっててほしい。
でも、花見や月見、クリスマスは楽しみたいという御都合主義な
主人を持つ。

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