今日も快晴!?2014年3月

テーマ:今日も快晴!? 【若坊守】
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月曜日の夕方、娘が急に「今日ピアノのお稽古に行きたくない」と言い始めました。
年長になり、音楽の好きな母が「是非!」というので習い始めたピアノですが、案外娘に向いていたようで、毎週楽しそうに通っていました。
ところが、この日は「行きたくない。お休みしたい」の一点張りです。
「行きたくない」のには、何か理由があるはずです。
まず「体調が悪いの?お熱でもあるの?」から始まって、
「先生がありちゃんの来るのを待っていて下さるよ」、
「せっかくおばあちゃんが習わせてくれているんだから・・・」等々、
色々な可能性を色々な言葉で探っていくと、
しばらくして「だって、難しくて弾けないんだもん!行きたくない!!」と娘が号泣。
(ははぁ!分かった!これか!)と謎が解けました。
とにかく、時間になったし、先生にお休みならお休みだと伝えないといけないから・・・と娘をピアノ教室に連れて行き、先生に状況を説明すると、
「確かに、ありちゃんは習い始めてから今まですごいスピードで次々進んでいったから、
ちょっと今レベルが上がって一回では合格できなくなりましたけど、それが普通なんですけどね~。」
「・・・そうですよね~」。
思えば他にも、金曜日に熱を出したり、
次の土日は雪が降って二日間雪遊び三昧で練習も全くしていないしと、
思い当たる理由がいくつもありました。
娘本人も「自分は、今日はとても先生の前でレッスンを受ける資格はない」という気持ちがあったようでした。
「練習全然していなくても、平気でレッスンに来る子もいますけどね」と先生は笑顔で仰って下さいましたが、
娘は案外生真面目なようで、かたくなにその日のレッスンを拒否しました。
そういえば、長男がこども園に通っていた頃、月曜の朝に子ども園に行くのをいやがり、
玄関の柱に取りすがって泣いたこともありました。
その時は、「子ども園に行かせる」ことが親としてのつとめであり、
理由もなく休ませるなんて、(親としての対面も保てないし、休み癖がついたら困る!)と思い込み、
引きずってでも園に連れて行こうとました。
様子を見ていた母が見かねて「そんなに嫌なら休ませたら?」と言ってくれたので、
はっと我に返り、冷静になって考えたら、
(ああ!そういえば昨日一日プレーパークで遊ばせたから疲れていたんだ!)と気づき、
納得して休ませることが出来ました。
今になれば、(どうしてあんなに躍起になって子ども園に行かせようと思ったんだろう?)と笑い話のような過去ですが、
子どもの「行きたくない」とか「やりたくない」という言葉をあっさり聞いてしまっては、
親の面目が丸つぶれになるような気持ちになってしまっていたのです。
自分のやろうとしていることが、「子どものため」ではなく、
「親の体面のため」なんて、本当にばかばかしい話です。
あれから5年。
今では、「子どもが『行きたくない』と言う時には、絶対何か理由がある」と、
確信出来るようになりました。
たぶん、母親が「私は、自分の子を嘘をついてずる休みする子どもに育てました」というのでなければ、
子どもはきちんと自分の状態を判断して的確な言葉を発しています。
子どもの言葉は、信頼に値します。
もし、(簡単に休ませたら、休み癖が・・・)と気になっている方がいるのであれば、
「大丈夫。絶対何かしらの理由があるから、子どもの言葉を信頼して、
子どもが伝えたいことを聞いてあげて」と話しをしたいと思います。
お休みが決まった瞬間から娘はにこにこ顔で、
帰りの車ではすっかりいつもの様子に戻っていました。
来週はレッスンに行くそうです。

コメント

  1. 2014/03/20 14:43
    お初にコメントさせて頂きます。何気に見に来たのですが、入り込んで見入ってしまいました。
    僕はまだ子供はいませんが、子育てはこんな風に・・・なんて頭でっかちになっていて(笑)理想ばかり膨らんでいました。僕が小さい頃は熱があろうが行きたくなかろうが引っ張られて連れて行かれたのを覚えています。僕はそれが当たり前だったので、自分の子供にもそうしようと思っていましたが、子供は子供なりに「理由」があるわけで、それを聞きもしないで連れて行かれて嫌だった、という思いを大人になるにつれて忘れていました。なんだか「はっ」と気付かされました。文章から伝わって来ましたが、素直で可愛い娘さんですね。また見にきます。

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守綱寺は、「槍の半蔵」として有名な
渡辺半蔵守綱の菩提寺として1644年に建立されました。
浄土真宗(親鸞聖人)の教えを伝えるお寺で、
「南無阿弥陀仏」を唱えます。

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